~グリーンインフラでつなぐ「水」と「森」と「未来」~
世界的に進む水不足、森林劣化、気候変動。これらの課題に対応するには、地域社会・企業・行政が一体となり、自然資源の循環を守る「新たな社会基盤」を築く必要があります。
本シンポジウムは、「水」や「森」といった地域の自然資源を、現地調査・科学的データ・地域の知恵・技術を融合して未来に継承していくことを目的とし、北海道・ルスツリゾートを舞台に開催されます。
今年は「グリーンインフラ」という視点を軸に、国・企業・自治体・研究者・市民が集まり、水循環と自然との共生を実装する具体的なアイデアと協働モデルを共有します。
地域社会・企業・行政の一体的取組
現地調査・データ・技術の融合
自然との共生による社会基盤
ルスツリゾートでは、「自然と共にあるリゾート」を目指し、観光と自然保全が共存するモデル地域の構築に挑んでいます。
その第一歩として、2025年春に実施された現地調査では、以下のような科学的・技術的アプローチに基づく革新的な取組が行われました。
これらは、単なる理念ではなく、現場の"実測"とデータに基づいた意思決定を重視した取り組みであり、国内外のリゾートに先駆けたモデルケースとなります。
電気探査と観測井戸による科学的アプローチ
間伐調査と整備コスト試算による実践的計画
水位・流量・降雨量の最新技術による監視システム
倒木等を活用した自然のダム整備による革新的手法
電気探査と観測井戸による科学的アプローチ
間伐調査と整備コスト試算による実践的計画
水位・流量・降雨量の最新技術による監視システム
倒木等を活用した自然のダム整備による革新的手法
ルスツリゾートで進めている水循環モニタリング、森林と水の関係、そして自然と共生するインフラの取り組みを、専門家の解説とともに現地で体感する視察プログラムです。井戸掘りや観測ポイントの紹介、リーキーダム、災害調節池(洪水調整用ダム)の見学などを通じ、ルスツが目指すサステイナブルな観光地経営の姿を共有します。
水循環シンポジウム終了後、参加者同士の交流を深める「ネットワーキングセッション」を開催いたします。自治体・企業・研究者・地域住民など、多様な立場の方々が一堂に会し、講演やディスカッションを通じて得た学びや気づきを共有しながら、今後の連携や共同プロジェクトの可能性を探ります。
会場では、北海道の食材を活かした軽食とお飲み物をご用意し、リラックスした雰囲気の中での対話をお楽しみいただけます。
今後の地域循環型社会の実現に向け、出会いと対話から生まれる新たなつながりを築く機会として、ぜひご参加ください。
本シンポジウムでは、持続可能な未来を共に創る企業・団体の協賛・共創パートナーを募集しています。
「自然の力を見える化し、行動へつなげる」
このシンポジウムを通じて、地域発の知見と革新が交わり、
持続可能な社会へのリアルな一歩が生まれることを願っています。
ぜひ、ご参加・ご協力をお待ちしております。
シンポジウムの様子は後日、YouTubeで配信予定です