雪ってどれくらいあるの? 〜ルスツの雪をもっと活用しよう!〜

冬になるとルスツリゾートには、たくさんの雪が降ります。でもどれくらいの量か想像できますか? ルスツリゾートに1シーズンで降る雪の量は、東京ドーム約24個分!
これは、小学校のプールが何百個もすっぽり埋まってしまうくらいの量です。
私たちは、この豊富な雪を「役立つ資源」として使う方法を考えています。たとえば、雪をためておいて夏の冷房や農業用水に活用することを検討しています。 すでに北海道のほかの地域では、雪を冷房に使ったり、お米を保存するのに役立てたりしているところもあります。
ルスツでも、雪のパワーをリゾート全体で活用できるように、新しい技術や仕組みを取り入れていく予定です。たとえば、雪をためる特別な貯蔵エリアを作り、冷房や植物の水やりに使うことを検討しています。
雪の再利用 〜自然の力を活かしたサステナブルな取り組み〜
ルスツリゾートには、毎年約 98,000トン の雪が降ります。これは 10トントラック約6,000台分 に相当する大きな量です。もしこの雪を上手に使うことができれば、環境にやさしいエネルギーとして活用できるかもしれません。そこで、いま私たちは次のようなアイデアを考えています。
🚰 雪をプールで溶かして水資源に!
大きなプールを使って雪をゆっくりと溶かし、その水をトイレの水や農業用水として使うアイデアも検討中です。これにより、自然の水を節約しながら、降り積もった雪を無駄なく活かすことができます。
❄️ 雪をエネルギーに!雪冷房の可能性
冬に集めた雪を 「雪室(ゆきむろ)」 に保存しておき、夏の冷房や食品保存に使う方法です。北海道では、すでに一部の宿泊施設がこの方法を試しています。もしルスツリゾートにも取り入れることができれば、化石燃料の使用を減らす ことにつながり、環境にもお財布にもやさしくなります。
これからルスツリゾートでは、雪の再利用に向けたいろいろなアイデアを検討し、実用化にチャレンジしていきたいと考えています。自然のめぐみを上手に使いながら、みんなが快適に楽しめるリゾートを目指していきます!