ルスツリゾートについて

ルスツリゾートは、北海道留寿都村に広がる雄大な自然の中に位置する、四季を通じて楽しめる総合リゾート施設です。広大なゲレンデを誇るスキー場をはじめ、ゴルフ場、遊園地、ホテル、温泉、レストランなど多彩な施設が集まり、訪れる人々にアクティブで豊かな滞在体験を提供しています。

冬は3つの山にまたがる全37コースを備えた北海道最大級のスキーリゾートとして、国内外から高い評価を受けており、夏にはゴルフやアウトドア体験、ファームアクティビティなど、自然を満喫できるアクティビティが充実。ファミリー層から長期滞在者、海外ゲストまで、多様なニーズに応える滞在スタイルを提案しています。

水と森とともに生きる、未来志向のリゾートへ
ルスツリゾートは、北海道の豊かな自然とともに歩んできたリゾートです。
私たちの暮らしや観光、農業、そして未来の安心はすべて「水」から始まります。

その大切な水を、森と地中で育み、守り、次世代へつないでいくことが、私たちの使命です。
自然と調和した未来型リゾートを目指し、科学・技術・地域の知恵を結集しながら、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

1. 水資源の“見える化”と守るための観測体制

• 地下水や湧水、積雪と森林の関係を調べる実地調査を定期的に実施
• IoT技術を活用し、水位・雨量・流量などのデータをリアルタイムに観測・記録
• 地下水の涵養（しみこませて戻すこと）に向けた、自然堰（リーキーダム）などの整備も検討中

2. 森を水のインフラにする森林保全活動

• 保水力の高い森林エリアを特定し、過密林の間伐や流域ごとの整備を進めています
• 倒木や植生の状態を観察しながら、生態系を壊さず水の流れを保つ“やさしい整備”を重視しています

3. 自然とともに学ぶ、教育と体験の場づくり

• 水の流れや森林の働きを体感できる学生向けフィールド学習（Geoツアー）を企画
• 専門家と連携し、修学旅行や研究活動にも対応するESD（持続可能な開発のための教育）カリキュラムを開発中

4. 自然を守る旅と施設運営

• 再生可能エネルギーの活用や省エネ運営を進め、気候変動への影響を減らす取り組みを展開
• ゴミの分別や廃棄物削減、地元食材の活用など、自然に負担をかけない“やさしい選択”を広げています

森は、水を蓄え、地域を守り、命をつなぎます。
その森の声を聞き、水の動きを測り、未来に向けて自然を育てていく。
ルスツリゾートは、ただの観光地ではなく、“自然の一部”として生きる場所を目指しています。

私たちの活動が、100年先の雪や水を守ることにつながるように──
自然から学び、科学で支え、人の手でつなぐ、そんな持続可能な取り組みをこれからも続けていきます。