水のたび、いのちのたび #5 村長も、子どもも、大人も。みんなで楽しむ
hiro
Rusutsu NatureLink
大人も子どもも一緒になって、魚や海の不思議に引き込まれた午後。かわちゃんがつくったのは、答えよりも「もっと知りたい」という気持ちでした。

午後は、「さかなのおにいさん かわちゃん」のトークセッション。会場の空気が一気に変わりました。
魚の不思議。海の不思議。生きものたちの不思議。かわちゃんがイラストやクイズを交えながら話を進めるたびに、子どもたちの視線が前へ集まり、手が上がります。 そして印象的だったのは、子どもだけではなかったことです。お父さん、お母さんも「へえ、そうなんだ」と、同じように話に引き込まれていました。


かわちゃんが投げかける「なんで?」「知ってる?」に、会場のみんなが反応する。子どもと大人の境目がなくなり、同じ不思議を一緒に追いかける時間になりました。
自然や環境のことを伝えようとすると、つい最初から「海を守りましょう」「自然を大切にしましょう」と話してしまいがちです。でも、かわちゃんの時間を見ていると、その前に必要なものがあることに気づきます。
「この魚、おもしろい」「なんでこんな形なんだろう」「海の中ってどうなっているんだろう」。そんな好奇心が生まれると、人は自分から知りたくなります。
午前中に水を見て、触って。お昼に水が育てたものを食べて。そして午後には、その水の先にある海の命に出会う。山から始まった「水のたび」が、かわちゃんの話で海までつながりました。 この日、会場に生まれたのは答えだけではなく、たくさんの「なんで?」でした。それこそが、次の学びへ進む入口なのだと思います。
