熊本県立大学・名古屋工業大学の研究チームがルスツを視察
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Rusutsu NatureLink
2026年7月、ルスツリゾートにおける水循環プロジェクトのPhase 2を実施しました。
ルスツでは、冬に積もった雪や雨が地中に浸透し、地下水となって、リゾート施設や農業、地域の暮らしを支えています。
この目に見えない水の流れを明らかにするため、これまで地下水位、雨量、湧水、河川などの観測を進めてきました。
今回のPhase 2では、観測井戸や雨量計、水位センサー、LoRaWAN通信環境など、継続的なモニタリングに必要な設備の設置状況と稼働状況を確認しました。
特に重要なのは、地下水を一つの井戸だけで確認するのではなく、複数地点のデータを組み合わせて把握することです。
地点ごとの地下水位、標高、降雨量などを比較することで、地下水がどの方向へ流れているのか、雨や雪解け水がどのように地下へ浸透しているのかを、地域全体として捉えられるようになります。
Phase 2では、イースト、泉川、ウェストの各地区で観測地点を確認し、今後のデータ取得に向けた基礎を整えました。
また、センサーの通信状況やデータ取得方法についても確認し、既存設備だけでは通信が届かない場所や、追加の設備が必要となる場所を特定しました。
2026年は、これまでの「観測する」取り組みから、取得したデータを実際の環境管理や地下水保全へ活用する段階へ移る重要な年です。
今回の作業によって、ルスツの水循環を継続的に見守るための観測ネットワークが、次の段階へ進みました。
