自然のモニタリング

リゾートから未来のインフラへ──IoTと自然をつなぐルスツの次の一手

hiro

自然のデータを“30分ごとにクラウドで把握できる時代”が、ルスツで始まろうとしています。

今回の水資源調査では、IoTを活用したリアルタイムモニタリング体制の構築が次のステップとして提示されました。LoRaWANという省電力・長距離通信に対応したネットワークを使い、水位センサーや雨量計を各所に設置。河川、井戸、湧水地点などの情報を30分ごとに取得し、データ化します。

この仕組みが整えば、リゾートのどこで、いつ、どれくらい水が動いているのかが「見える」ようになります。つまり、ルスツの自然が**“リアルタイムで話しかけてくる”**世界の入り口です。

このモニタリング体制は、単なる技術導入ではありません。

むしろ、「自然との新しい付き合い方」の提案です。

データを活かせば、観光や農業、防災だけでなく、開発判断にも応用できます。将来的にはこの仕組みを教育プログラムや体験型ツアーに展開し、ルスツの自然を「見る・知る・守る」新たな体験価値にしていく構想もあります。

テクノロジーが自然に寄り添う、そんな未来のインフラが、いまルスツから形になろうとしています。

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