ルスツはどれくらい地球にやさしい?〜自然と共に進化するリゾートを目指して〜

〜自然と共に進化するリゾートを目指して〜
北海道の美しい山々に囲まれたルスツリゾート。
ここでは、季節ごとに変化する豊かな自然が、訪れる人々に感動を与えてくれます。
その一方で、広大な施設を運営するには、大きなエネルギーが必要であり、CO2排出や水の使用など、環境への影響も避けて通れません。
でも、だからこそ、私たちは「リゾートの在り方」を根本から見直しはじめました。
🌿 CO2の“見える化”はすでに完了。次は「どう減らすか」
ルスツリゾートでは、リゾート全体のエネルギー使用とCO2排出の詳細な分析をすでに終え、どれくらいカーボンオフセットが必要かの試算も完了しています。
この分析は、施設単位での排出量からエネルギー源の内訳までを網羅し、今後の対策の優先順位を明確にするものです。
私たちの次のステップは、“どの手段で、どのタイミングで減らしていくか”を実行に移すこと。
その中には、再生可能エネルギーの導入、森林活用による吸収量の向上、そして排出量に見合うクレジット活用の検討も含まれています。
🚰 水を使うだけでなく、「水を育てる」リゾートへ
リゾート運営に欠かせない「水」。私たちは現在、自分たちが使っている水の量と、その地域の水資源が自然に回復するために必要な涵養(かんよう)量とのバランスを真剣に見直しています。
この課題に取り組むため、現在は水資源と森林・土壌に関する専門家とともに、以下のようなテーマで検討を進めています:
- 地域の地下水がどれくらい時間をかけて再生されるのか
- 森林整備や保水地の設計で、地下水涵養をどこまで促進できるか
- リゾート内で使う水を、自然の水循環に戻していく仕組みづくり
水を「取る」から「循環させる」へ。
この発想の転換が、これからのルスツリゾートの新しい価値になります
🔋 “脱炭素”は、施設だけでなく地域とともに
太陽光や小水力などの再生可能エネルギーについても、地域性を活かした導入方法を複数の企業・研究機関と連携しながら検討しています。
単に「エコ設備を入れる」だけでなく、気候・地形・水系との相性を見極めながら、持続可能なエネルギー自給のあり方を模索しています。
あわせて、既存施設では以下のようなエネルギー効率改善がすでに始まっています。
- LED照明化
- 空調やポンプ設備の高効率機器への更新
- 建物の断熱改修
これにより、設備面だけでも着実にCO2削減が進んでいます。
🌲 森林の力を、もっと活かす
ルスツリゾートでは、森林整備によるCO2吸収量の最大化と水の涵養効果の両立を重要視しています。
自然林の保全だけでなく、間伐や植林による保水力の強化、そして森林の持続可能な維持管理体制づくりにも取り組んでいます。
森は「見て癒される」だけでなく、「地球と人をつなぐインフラ」なのです。
🧍♀️ そして、ここに来るすべての人が“チーム”の一員
ルスツリゾートの環境対策は、スタッフだけでは成り立ちません。
このリゾートに訪れるすべての人が、環境と共に生きるチームの一員だと、私たちは考えています。
- チェックアウト時に照明を消す
- ゴミをきちんと分別する
- 自然にふれあう体験に参加する
一人ひとりの行動が、ルスツの未来を形づくっていきます。
❄️ 未来のルスツは、自然の中で「再生するリゾート」へ
CO2を出した分だけ吸収する、使った水を自然に還す、使うエネルギーを自分たちで生み出す。
そんな“再生するリゾート”の実現に向けて、ルスツリゾートは今、確実に一歩ずつ前進しています。
まだ道半ばかもしれません。
でも、「自然と共に進化するリゾート」を本気で目指しているのは、ルスツの誇りです。